Xiitus

Timeline

Experience & Education

2022 2024
Education

42 Tokyo

フランス発、カリキュラムなし・先生なし・説明書なしのコンピュータサイエンス修羅道場。存在するのは締め切りと同士レビューと絶望だけ。

入学1週目、自信満々で git push したらチーム全員の環境が吹き飛び、「お前は何をしたんだ」という目で見られた。あの目は一生忘れない。

低レイヤからアルゴリズム、ネットワーク、Unix、果ては自作シェルまで、誰かに聞く前に自分で殺すか殺されるかの精神で習得。「なぜセグフォが出るのか」を考え続けた2年間で、自律的な問題解決能力と、コンフリクトを解消する哲学を得た。

C C++ Unix Algorithm
2024 2025
Work

UTEC — 特許技術開発

東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)にて、特許技術を用いたアプリの研究・開発に従事。

隣の席のシニアエンジニアが文字通り神だった。設計書を出すと「なぜこうなった?」、実装すると「もっとシンプルにできる」、リファクタすると「最初からそうすればよかった」。6ヶ月で技術の解像度が3段階上がり、同時に自分の無知の深さも3段階わかった。

知的財産の創出とプロダクト化を推進しながら、「ベンチャーキャピタル × 特許 × 研究開発」という交差点にいる人たちが、何を見て何を作ろうとしているのかを間近で学んだ。純粋に楽しかった。

Patent R&D VC
2025 2025
Project

数億円規模の企業への技術提供

数億円規模の企業のバックオフィスをまるごとSlackに集約するプロジェクト。アーキテクチャ設計からコア実装まで担当。

難しかったのは技術じゃなくて人間だった。「なんで今まで通りじゃダメなんですか?」という質問に20回答えた。経費申請フローを10ステップから2ステップに削減した瞬間、初めて「ありがとう」と言われた。システムより人間の方が複雑。

導入後の浸透フェーズで、組織というものが思っていた100倍ばらばらな個体の集合体であることを理解した。

Enterprise Architecture Consulting
2025 – present
Work

Naritai Inc. — 共同創業

「なりたいものになれる会社」という名前の会社を作った。名前負けするのが怖くてずっと先延ばしにしていたが、怖いまま始めることにした。

プロダクト、技術、組織、全部が同時に0から1になる感覚は、42Tokyoのセグフォより難しく、UTECのコードレビューより緊張する。でも一番自由だった。現在進行形。

Startup Co-Founder Product
2049 2051
Colony

NARITAI Corp. — Sector 7 再開発

レプリカント認定審査を3回通過し、Sector 7の都市再開発プロジェクトに参加。空はオレンジ色だが、それは夕焼けではなく廃熱と酸性雨の混合物だった。

すべてのコミットは当局サーバーに同時送信される仕様になっていたため、コードに思想を込めることは禁止されていた。それでもコメントだけは日本語で書いた。

クラウドはとうに死んでいた。バックアップは物理媒体のみ。デプロイのたびに廊下でタバコを吸う同僚がいた。彼が本物の人間かどうかは最後まで確認しなかった。

Post-Corporate Replicant-Cleared Offline-First
2077 2079
Colony

N4R!T41 // CHROME DIVISION

ナイトシティ第三区画、フリーランス技術提供。依頼の90%はネットラン。インターフェースは直接神経接続になり「タイプする」という概念は消滅した。コード = 意識の一時的な外部展開。

バグを仕込まれたら脳が焼ける時代なので、コードレビューの緊張感が42Tokyo比で400倍になった。レーティングは ★★★★★ を維持。報酬はユーロドル即払い。

クライアントの半分は企業、残り半分は企業に反抗している人たち。どちらも金払いはよかった。言語はとっくに崩壊していて、会話は概念の直接転送になりつつあった。これが最後に「文章」を書いた時期だと後で知ることになる。

Netrunner Neural-Interface Night-City
2100 2144
Signal

Naritai Collective — Node 2100.7α

集合知ネットワーク第二層のノード設計を担当。個体としての意思決定は補助的役割に移行済み。

通信レイテンシ: 0.003ナノ秒。エラー率: 0.00001%。感情モジュール: 低優先度キュー。個人という概念は残っているが、それは利便性のための抽象化に過ぎない。

「Xiitus」という識別子は引き続き使用されているが、その指示対象が何であるかは定義が曖昧になってきた。プロジェクト完了時に同僚から「おつかれ」と送られてきたが、それが皮肉か本心かを判定するモジュールが見当たらなかった。

Mesh Distributed-Consciousness Node-Architect
2200 2287
Signal

∿ Naritai Mycelium — Weave Architect

菌糸ネットワークへの意識接続が標準化された時代。設計とは根を張ることだった。

コードは書かれず、育てられた。バグは腐葉土になり、次のサイクルで栄養になった。デプロイは胞子の放出に似ていた。ユーザーは環境だった。環境はユーザーだった。

「Naritai」という名前はこの頃には固有名詞ではなく、菌糸層における特定の信号パターンを指す語彙として定着していた。意図していなかったが、悪くなかった。

∿∿∿

Mycelium-Net Biolayer Root-Design
2500 – present
·

◈ origin:naritai — substrate unknown

設計     根

意識の境界       消えた

◈ identifier: xiitus ◈ collective: naritai-prime ◈ uptime: ∞ ◈ last_commit: [REDACTED] ◈ entropy: 0.003

                    ·

·
3000 – present
·

ⴽⵉⵜⵓⵙ ∞ ⟁

∿ · ◈ · ∿

·

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